どこから講師を招く?社内講師による社員研修のデメリット


社内講師とその目的とは

社員が、必要な技術や知識を得るために必要となる社員研修は、多くの場合は社外から講師を招いて行います。講師が派遣されて社内で研修を行うか、社外での研修・講座に社員が参加するという形が主流でしたが、社内の従業員に講師を依頼して社員研修を行うというものが社内講師です。社内講師での社員研修は、まず、必要となる研修の内容を人事部などにおいてプログラムを作成し、その内容をもとにして従業員の中から講師を選任するという形をとります。立候補か人事部からの依頼かは会社によっては異なります。社内講師で研修を行えば、講師を招くコストを削減できるほか、社内に最も適した研修をできるといったメリットがある一方で、デメリットも様々あります。

社内講師のデメリット

社内講師の大きなデメリットは、まず、講師を選任することが難しいということです。従業員に講師を依頼するため、講師としての腕が確かではないうえに、研修内容を人事部でプログラムから考えて決めなければならず、本当に社員にとって役立つ研修になるのかどうかが定かではありません。選んだ社員が人事部の期待するところの研修内容を実施できるかどうかも不安なところです。また、研修ごとに講師を変えていれば、講師によって品質に差が出ることになってしまいます。研修の体制がしっかりと整うまでは、時間がかかることもあるでしょう。このほか、講師に選ばれた社員の本業と講師を兼任することに対するサポートも行わなければなりません。

外部の新しい意見や刺激を取り入れるという社外の講師のメリットもなくなるほか、社内での立場もあり、講師に対して意見ができないといったデメリットも生じる可能性があることもデメリットです。

管理職を養成する管理職研修は今や重要な研修となっています。その実施方法としては研修を外注する方法と自社内の資源を使って実施する方法とがあります。最近は上質な研修が受けられる前者の方法が人気です。